セルフまつ毛パーマは危険なのか!?
中百舌鳥似合わせまつ毛パーマ マツエク アイブロウWAXで人気サロン
【Unison eyedesign】です。
まつ毛パーマ自宅で出来るんじゃない???
GoogleやYouTubeで検索してみたらかなりの数の動画やブログがヒットしますねこのワード
「まつ毛パーマ セルフ」
動画を見る感じでは、結構簡単そうにやってますけど実際はどうなんでしょうか。
今回の記事は皆さんが気になっている【セルフまつ毛パーマ】についてアイリスト目線で記事にしてみました。
こんな方におすすめ記事
- セルフまつ毛パーマにチャレンジしたいと思っている
- 実際にチャレンジしてみた
- 気になるけどどうなん?と思っている方
- やってみて失敗した方
- 興味がある方
結論から言いますと、、、かなり危険度が高いです。
この後の項目でしっかり説明しますね
目次
まずは、セルフまつ毛パーマを解説して行く前にまつ毛パーマについてどんなことをしていて、どんなことにアイリストは気をつけて施術しているのか?などをみていきましょう。
特に赤わくで囲っている部分は注意してお読みください。か
目や瞼の形、まつ毛の状態や生えている向きなど目視でチェックし、お客様の書いていただいたカウンセリングシートをチェックし、アレルギーの有無やご希望のスタイルの確認、似合わせカールのご提案を行います。
※薬剤を使うのでアレルギーの有無はかなり注意してお聞きしております。
希望のカールが出るよう20種類以上のロッドから選択します。状態によっては左右でロッドを変えたりもするくらいこだわりを持って剪定します。
薬剤が目に入ったり粘膜についたりしないようにテープでマスキングしていきます。
ロッドにまつ毛を貼り付けていきます。
ロッドの置く位置までこだわっているんですよ。また、まつ毛が重なってしまったり貼り付けが緩くても強すぎてもダメで髪質に合わせて絶妙な力加減が求められています。
この貼り付けで仕上がりがかなり左右されてしまいます。
アイリストの張り付け写真です。まつ毛が重ならないようにきれいに均一にテンションをかけて張り付けます
貼り付けたまつ毛に薬剤をのせていきます
使用したロッドに合わせて根本多めで毛先には薬剤を出来るだけつけない塗布の仕方など仕上がりのカールに合わせて塗布の仕方を変えているんですよ。
また、まつ毛の状態に合わせて薬剤の強さも勿論ですが変えます。
薬剤が浸透しまつ毛が軟化するまで時間を置きます。
勿論決められた時間設定ではなくてまつ毛の状態や狙っているカールに合わせて時間をコントロールします。
薬剤の反応具合をチェックします。
初めに設定した時間でまつ毛の反応を一度見てみます。軟化が甘いと当たりが弱くなり軟化が進みすぎているとダメージに繋がります。
初めにつけた薬剤を取り除き水洗し完全に拭き取り後、ケラチンを着けダメージを軽減させていきます。
1剤が残っているとダメージにつながります。
また、ここでのケアトリートメントでカールの持ちをよくしたり、ダメージを軽減させます。
水洗で緩んでいるので再びロッドに先ほど同様綺麗に張り付けていきます。
ここでの貼り付けも次につける2剤で形が形成されるので非常に大切な施術です
軟化したまつ毛を再び硬く形づける薬剤を塗布していきます。
1剤の放置時間やまつ毛の質に合わせて2剤の放置時間を変えます。
基本2度付けでしっかり浸透させていきます。
2剤をきれいに拭き取り洗浄します。
マスキングテープを外しカールコーティング剤をつけて仕上げていきます。
これがまつ毛パーマのざっくりとした手順になります。
どうでしょうか?
かなり手順の多い施術工程ですよね。これを1時間ほどでアイリストは施術しているんです。特に赤枠の所は、仕上がりやダメージなどのトラブルになる所ですので注意して行っております。
セルフまつ毛パーマとは、上記で解説した1から12までの行程を自分で鏡を見ながら行うまつ毛パーマです。
きっと片目づつやっていくので片目は閉じた状態で鏡を見ながら施術していくことになると思います。
薬剤を使う施術ですのでかなり危険度は高めだとアイリスト目線では感じます。
どんな危険があるのか考えてみました。
これら以外にもあると思いますが危険度が高いものをリストアップしております。
危険項目
- どこで作られた薬剤か不明
- どのくらいの強さの薬剤か不明
- そこそこ薬剤パワーが強めに設定されていそう
- セルフでは軟化テストがで出来ない
- 鏡を使って片目での施術が慣れていないと危険
Unison eyedesignで使用している薬剤はまつ毛の状態や希望のカールに合わせて使い分けており全て日本製の化粧品登録の取れている物を使用しております。
セルフまつ毛パーマの失敗例を実際にお客様でみたものやオンラインサロンなどで報告があったものをリストアップしました。
はっきりと正確にお答えするのは難しいです。きれいに治る方もいれば治せない方もおられます。
なぜ直せないのか?
すでにダメージが出過ぎていてそこから治そうとすると更に薬剤をまつ毛につけることになり、それに耐えれない状態だと不可能です。
また、根本からカクンと折れてしまっているところから断毛のリスクもございます。
カールが出ていない場合やダメージがなく危険度リスクが低い場合は、治せる可能性はございますが一度見させていただいてからのお答えになります。
・いつどんな薬剤で何回施術したのか?
・1剤をつけた後どのくらいの時間をおいたのか?
・使った商材の写真もしくは現物を持参して欲しいです。
これらを見て更に今のまつ毛の状態を見させていただき出来る範囲をお伝えさせていただきます。
ブログやYouTubeなどでいかにも簡単そうに施術している動画が出回っていますが、実際にまつ毛パーマを施術しているアイリストは、薬剤知識、使用薬剤の特徴、まつ毛の毛髪診断、施術スキル向上の為にかなりの時間を勉強に使って技術を習得しております。
ロッドの形状でのカールの特徴、瞼の形での似合わせカールも勉強しております。
動画やブログを見てパパッと出来るような施術ではないことがこの記事を読んでいただいた方にはわかっていただけると幸いです。
勿論、セルフまつ毛パーマですのでするしないは、自己判断になりますが取り返しのつかない状態になる可能性がございますことをくれぐれもお忘れなくお願いいたします。
まつ毛でかなり印象が変わることもお忘れなく!!!